
子ネコの病気
・子ネコ衰弱症候群
→生まれてまもなく弱って死ぬ
→生まれてまもなく死亡する子ネコの病気を総称して「子ネコ衰弱症候群」と呼びます。
この病気にかかった子ネコは、突然死亡するか、あるいは弱々しい状態で数日間生存し、
その後死亡します。原因としては、低酸素血症、低体温、脱水、下痢、低血糖などが考えられます。
・子ネコの先天的異常
→治療が困難なことも
→子ネコが生まれつき異常を(先天的異常)をもっていることがあります。
代表的な先天的異常には頭蓋の奇形、口蓋裂、心臓の奇形などがあります。
・感染症
→母ネコのワクチン接種で子ネコの感染を予防
→生後3~4週間たって離乳食を食べるようになった子ネコは、行動範囲が広くなって
外部のさまざまな環境と接触するようになります。
しかし行動範囲が広がれば、新しいウィルスや細菌に感染する機会も増えます。
そのためこの時期の子ネコはしばしば呼吸器や腸管の感染症にかかり、
それが原因で死亡することがあります。
・免疫性の溶血症
→母乳が子ネコの血球をこわす
→この病気は、母ネコの初乳にふくまれる抗体が新生子(子ネコ)の血中の
赤血球を破壊するというトラブルで、免疫疾患のひとつです。
正確には「新生子同種溶血現象」といいます。
・母ネコの難産の影響
→適切な処置で助かることも
→母ネコが難産であったときには、生まれた子ネコにもその影響で障害が出ることがあります。
