
血液の検査
・一般血液検査(CBC)
→<目的>赤血球、白血球、それに血小板を調べる検査です。
→<方法>血球計算盤を用いる方法と、動物用の自動血球計算機を用いる方法があります。
・血液の生化学検査
→<目的>生化学検査によって肝臓、腎臓、すい臓などのはたらきを調べます。
→<方法>現在では動物専用の検査機器が開発されているため、少量の血液でさまざまな検査ができます。
・血液寄生虫の検査
→<目的>血液中にフィラリア(イヌ糸状虫)が寄生するフィラリア症の検査は
血液を採血しておこないます。
→<方法>直説法では、採血した血液を直接、顕微鏡で見て調べます。
フィルター集中法は、採血した血液を溶血させたのち、穴の大きさが8ミクロンのフィルターでろ過し
ミクロフィラリア(フィラリアの幼虫)の有無を調べる方法です。いずれの方法を用いた場合でも
フィラリアのオカルト感染(フィラリアの成虫が寄生していても、オスがメスだけの単性寄生で
血液中にその幼虫であるミクロフィラリアがあらわれない状態)では、ミクロフィラリアは検出でき
ません。そこで最近では、免疫学的検査法として、フィラリアの成虫抗原(成虫が抗原として作用
する)を検査する方法をおこなわれています。
