
生殖器の病気
・子宮蓄膿症
→子宮にうみがたまる
→メスネコの子宮が細菌に感染して炎症をおこし、子宮内部にうみがたまります。
不妊手術をしていないネコに多い病気です。
しかしネコは、イヌよりずっとこの病気になりにくいようです。
・子宮ガン
→メスネコの外陰部から出血する
→子宮の内部に腫瘍ができます。ネコに多いのは腺がんという悪性の腫瘍です。
・乳腺炎
→メスネコの乳がはって熱をもつ
→メスネコが出産したあと、乳腺(乳)が異常にはって熱を持つことがあります。
これは乳腺に炎症がおこっているときの特徴です。乳腺炎は授乳中の母ネコによくみられますが
すでに授乳期を終えた母ネコがこの病気になることもあります。
・乳ガン
→悪性で転移しやすい
→10歳以上のメスネコに多くみられます。
最近、ネコの平均寿命が延びるのにともなって乳ガンも増えています。
ネコでは、皮膚ガンと血液のガンについで3番目に多い腫瘍です。
・膣の腫瘍
→膣からできものがとび出す
→人間の女性や動物のメスの膣にも腫瘍ができることがあります。
メスネコではそれほど多くはなく、また腫瘍ができても、ほとんどは良性です。