消化器の病気

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■ 食道の病気

 
・巨大食道症
 
→食べ物を飛ばすように吐く
 
→巨大食道とは、何らかの原因で食道が広がって大きくなった状態をいいます。
 一般にこのとき、食べ物を胃に送ろうとする食道の運動(蠕動運動)が止まります。
 そのため、とくに食道が拡張していない時でも、蠕動運動が止まっている場合には
 巨大食道症になります。
 
 


■ 胃と腸の病気

 
・急性胃炎
 
→繰り返し吐く
 
→胃の粘膜が炎症をおこす病気です。急性胃炎になると、イヌは何度も嘔吐を繰り返します。



・慢性胃炎
 
→たびたび吐いて体重が減る
 
→胃の粘膜に慢性的に異常が見られる状態です。様々な原因によっておこり、症状もいろいろです。
 慢性胃炎は急性胃炎よりは少ないですが、急性のものから移行することもあります。



・胃拡張と胃捻転
 
→緊急治療しないとほとんどが死亡
 
→胃拡張とは胃が異常に大きくなることで、多くは多くは空気をたくさん呑みこんだり
 胃の内部のガスが異常に発酵することによっておこります。
 胃捻転とは、胃内のガスが発酵して胃がねじれている状態をいいます。



・胃潰瘍
 
→胃に穴が開いて死ぬことも
 
→胃の粘膜が傷つく病気です。潰瘍になる少し前のただれた状態はびらんといいます。



・幽門の病気
 
→食後数十分でよく吐く
 
→幽門と呼ばれる胃の出口が何らかの理由でふさがったり、きちんと働かなかったりする病気です。



・出血性胃腸炎
 
→黒いジャムのような血便が出る
 
→急性の下痢の症状のほかに、重度の出血をともなう病気です。
 病気の原因が免疫に関係していると考えられるため、急性の下痢症とは区別して考えます。



・慢性腸炎
 
→嘔吐や下痢をする
 
→慢性腸炎の一種で、腸の粘膜が慢性的な炎症を引き起こす病気をいいます。



・下痢症
 
→脱水症状をおこして死ぬことも
 
→症状が激しい急性の下痢と、よくなったり悪くなったりする慢性の下痢があります。



・腸閉塞
 
→腸がつまる
 
→腸閉塞とは、腸になにかがつまって腸の働きが悪くなることをいいます。
 ひどいときには、腸の内容物が全く動かなくなり、死ぬことさえあります。
 早期発見・早期治療が大切です。




■ すい臓の病気
 
・すい外分泌不全
 
→脂肪をふくんだ大量の便をだす

→すい臓になんらかの障害が生じて酵素が十分に分泌されないため
 イヌが消火不良をおこして痩せていきます。
 
 
 

■ 肛門の病気

 
・肛門嚢炎
 
→強い痛みで排便が困難になる

→肛門嚢が最近に感染すると、分泌液が放出されないで肛門嚢の中にたまり
 それが原因で肛門嚢が化膿することがしばしばあります。



・脱肛(肛門脱)
 
→肛門から内側の粘膜などがはみ出る

→イヌが栄養不良になると、肛門括約筋や直腸のまわりの組織がゆるみます。
 この状態で排便時にいきんだり下痢をしたりすると、脱肛(肛門脱)が起こります。



・肛門周囲腺炎
 
→強い痛みのために排便が困難になる

→肛門腺が最近に感染して化膿して、肛門が赤く腫れたりただれたりします。

 
 

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