・回虫症
→重症になると死亡の可能性も
→イヌに寄生する回虫には、イヌ回虫とイヌ小回虫の2種類があります。
回虫症は、これらの成虫が小腸に寄生して消化器に障害が生じ、おもに嘔吐や
下痢をひきおこす病気です。とくに子イヌの感染率が高く、重要な感染症です。
・鞭虫症
→多数が寄生すると栄養失調や貧血を起こす
→長さ5~7センチの鞭虫が、おもに盲腸に寄生して、貧血、腸炎、栄養不良などをおこす病気です。
・鉤虫症
→1歳以下のイヌが発病する
→この病気は十二指腸虫症ともとばれ、糸くずのような長さ1~2センチの白い虫が小腸に
寄生して発病します。この虫はイヌの小腸の粘膜にかみつき、血を吸って生きているので
イヌはひどい貧血、腸炎および栄養不良となります。
とくに子イヌに感染するとショック症状を呈することもあります。
・イヌ条虫症
→まずノミを駆除して予防する
→イヌには7種類の条虫が寄生しますが、よくみられるのがイヌ条虫です。
成虫が平べったいウリの種が連なっているような形をしているので、別名をイヌ瓜実条虫ともいいます。
この病気はノミが中間宿主となって感染するので、まずノミを駆除することが大切です。
・フィラリア症
→急性の症状では死亡のおそれも
→フィラリア症(イヌフィラリア症)は、イヌ糸状虫症ともよばれ、蚊の媒介によって
フィラリア(イヌ糸状虫)がイヌからイヌへと感染しておこる病気です。
フィラリアはおもにイヌの心臓と肺動脈に住みつき、心臓をはじめとして肺、肝臓、腎臓などに
さまざまなダメージを与える、イヌにとって非常に重大な病気のひとつです。
フィラリア症には予防薬があります。獣医師の指示にしたがって定期的に薬を飲ませていれば
感染は予防できます。
