
呼吸器の病気
■ 鼻の病気
・鼻炎
→原因をつきつめることが大切
→鼻の中の粘膜が炎症をおこす病気です。
ウイルスや細菌の感染、あるいは外部からの物理的・化学的な刺激などによって発症します。
・副鼻腔炎
→鼻炎が鼻の奥まで広がる
→鼻炎を放っておくと炎症が鼻の奥の副鼻腔まで広がり、ひどいときには蓄膿症になります。
・鼻出血
→ケガや病気で出る鼻血い
→顔にケガをおったり、血液の病気、感染症などが原因となって、鼻から出血します。
■ 咽頭の病気
・咽頭炎
→せきやのどの痛みが進行する
→口や鼻の内部の炎症がのどに広がったり、全身的な病気が原因となってのどに炎症がおこる病気です。
■ 気管の病気
・気管支炎
→ひどい咳が出る
→おもに、ウイルスや細菌に感染して気管支に炎症をおこし、せきを繰り返し、呼吸困難になります。
・気管支狭窄
→気管が狭くなり呼吸困難になる
→気管または気管支が、周囲の臓器などの異常によって圧迫され、
内部がせまくなることを気管支狭窄といいます。きょうさくとは狭くなるという意味です。
またイヌが何かの異物を間違って呑みこみ、それが気管や気管支に入ると、
これこれらの気管が傷つけられたり、狭窄をおこすことがあります。
・気管虚脱
→気管がつぶれて呼吸困難になる
→遺伝的な原因や、肥満・老齢のために気管が押しつぶされて扁平となり、呼吸が困難になる病気です。
小型のイヌや短頭イヌに発生しやすく、特に暑い季節に症状が出ます。
■ 肺の病気
・肺炎
→感染による重い呼吸器病
→ウイルスや細菌、寄生虫などの感染症が進むと、肺と気管支の重い炎症を併発することがあります。これが肺炎です。ひどい発熱や呼吸困難で倒れることもあります。
・肺気腫
→呼吸困難が徐々に進む
→肺の中で重要な働きをしている肺胞が異常に膨らみ、空気を必要以上にとりこんで、ついには壊れてしまう病気です。呼吸困難になります。
・肺水腫
→肺の中に水がたまる
→肺の中に水がたまるために肺がむくみ、酸素と二酸化炭素の交換が難しくなり、症状が進行すると呼吸困難となります。
■ 胸の病気
・気胸
→胸の中に空気がたまり、呼吸困難になる
→ケガや肺炎などの病気のために胸の中に余分な空気がたまり、呼吸が困難になる病気です。
・横隔膜ヘルニア
→横隔膜が破れて臓器がはみ出る
→主にケガの衝撃によって横隔膜が破れたり裂けたりし、腹部の臓器がその穴から
胸の内部に押し出されてしまいます。
ヘルニアとは、もともと穴のないところが裂けたりして、そこから臓器がはみ出ることを意味します。
・胸膜炎
→胸膜が炎症をおこす
→胸の内部をおおっている胸膜が炎症をおこします。
症状が進むと呼吸困難になり、時には死亡することもあります。
