・糖尿病
→栄養を吸収できなくなる
→すい臓からはインスリンとよばれるホルモンが分泌されています。
このホルモンはイヌの体全体にはたらいて、体の細胞が糖を吸収したり、
肝臓が脂肪やたんぱく質を蓄えるのを助けます。何らかの理由でインスリンが足りなくなると、
細胞は糖を吸収しにくくなり、体にさまざまな不調があらわれます。
この病気になると、必ず尿から糖が見つかることから、これを糖尿病とよびます。
糖尿病を治療せずに放っておくと、命に関わる病気(糖尿病性ケトアシドーシス)に
進行することがあります。
・糖尿病性ケトアシドーシス
→糖尿病が悪化し、嘔吐や下痢をする
→長い間、糖尿病を放置しておくと血液中のケトン体とよばれる物質が
いちじるしくふえることがあります。
この物質は体に有害なので、下痢や嘔吐などの症状があらわれるほか、
昏睡状態におちいることもあります。
・低血糖症
→体がぐったりし、痙攣する
→血液中の糖分の濃度がいちじるしく低くなり、体がぐったりします。
子イヌによくみられますが、成犬でもすい臓ガンが原因で、この病気になることがあります。
また、糖尿病の治療のために、インスリンを過剰に投与したときにもおこります。
・クッシング症候群
→毛が乾燥して脱毛する
→糖の代謝を助ける副腎皮質ホルモンが異常に多く分泌されることによっておこる病気です。
7歳以上のプードル、ポメラニアン、ダックスフントなどが水を大量に飲み、
異常にたくさん食べるようになったら、この病気ではないかと疑いましょう。
・アジソン病(副腎皮質機能低下症)
→元気がなくなり、体重が減る
→クッシング症候群とは逆に、副腎皮質ホルモンが不足する病気(副腎皮質機能低下症)です。
プードルやコリーはこの病気にかかりやすいようです。
・尿崩症(多飲多渇・多尿症候群)
→水をひたすら飲みつずける
→尿の過剰な排出をふせぐホルモン(抗利尿ホルモン)が正常に分泌されなくなる病気です。
この病気になると、1日中水を飲み続け、大量の尿を排出するようになります。
・カルシウム代謝の異常
→体の筋肉が引きつる
→甲状腺の表面と内部にある上皮小体(副甲状腺)のはたらきが活発になり
逆ににぶくなったりすると、軽い有無の代謝に異常があらわれます。
その結果、骨や腎臓にいろいろな病気の症状があらわれます。
