ケガ・ヤケド・熱中症

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動物病院 熊本 デーリー
熊本県:菊池市・菊池郡/合志市/大津町/菊陽町/山鹿市/阿蘇市/熊本市東区・北区
電話:0968-38-5100
現在、夜間の診療を行っておりません。
現在、日曜日・祝祭日の診療を行っておりません。
(※現在、夜間・深夜診療を行っておりません)
 
ケガ・ヤケド・熱中症
 
 
・ヤケド
 
→被毛にかくれたヤケドに注意
 
→ヤケドをしたネコが動物病院に連れてこら
 れることがときどきあります。
 ケガほどひんぱんではないものの、やけど
 の原因となる暖房器具などの高熱を発する
 ものが部屋に置かれる冬場に比較的多くみ
 られます。
 ネコがやけどをしたときに、被毛が焦げた
 りして患部がはっきりと見えていれば、飼
 い主はすぐに気づくはずです。
 しかし熱湯をかぶってヤケドをした場合や
 低温ヤケドなどでは、ネコの全身が毛で
 おわれているために患部が見えず、気づく
 のが遅れることが少なくありません。
 とくに冬の間、飼い主はネコのヤケドの原
 因となるようなものが屋内にないかどうか
 注意する必要があります。
 
 
・ケンカによるケガ
 
→かみ傷は小さくても深い
 
→ネコのケガでもっとも多くみられるのは、
 ネコどうしのケンカによるものです。
 オスどうしのなわ張り争いや発情期のメス
 のとり合いなどがケンカの原因となること
 が多いためやはり去勢していないオスネコ
 が傷を受けることが多いようです。


・骨折
 
→治療後の看護が重要
 
→ネコはときどきひどい骨折にみまわれるこ
 とがあります。
 ネコは体がやわらかく、筋肉は強靭です。
 そのためかなりの高さから落下しても、途
 中で巧妙に体制を立て直して着地し、ケガ
 をせずにすむこともまれではありません。
 しかしその限界を超えるような場所から転
 落すれば、骨折などの大ゲンカをしたり、
 悪くなれば死亡することになります。
 そしてこのような転落によって生じる骨折
 はしばしば複雑で、治療と回復が困難で
 す。
 また多くのネコは屋内だけでなく屋外をも
 自由に歩きまわり、道路にとび出したりす
 るため交通事故などにあって骨折したり死
 亡することも少なくありません。
 ネコが骨折し、動物病院に入院して治療を
 行った場合、退院後の家庭での看護が非常
 に重要になります。
 というのも、手術で折れた骨をきちんと整
 復し、その後ギプスや包帯で骨折したとこ
 ろを固定しても
 ネコはしばしば自分で固定具をはずしてし
 まうからです。
 もともとネコはギプスや包帯を装着しにく
 い体型をしています。
 骨折したネコを回復させるには時間がかか
 りますが、その間飼い主は、固定具がはず
 れないように気を配らなくてはなりませ
 ん。これはなかなかむずかしいことです。
 

・脱臼
 
→関節がずれる
 
→骨と骨がつながっているところには関節が
 あります。
 それらの関節には靭帯と呼ばれる筋肉で守
 られており、関節が容易にはずれないよう
 になっています。
 しかし、ネコが交通事故にあったり高いと
 ころから落ちて強い衝撃が加わると、関節
 がずれて脱臼がおこります。
 単純な脱臼がおこります。単純な脱臼は、
 関節をもとに戻せば回復することもありま
 す。
 しかし衝撃の加わり方によっては、関節の
 まわりの靭帯や腱が損傷したり、骨折をと
 もなっていることがあり、そうなるといつ
 完治までに長い時間がかかることもありま
 す。


・交通事故によるケガ
 
→命にかかわるケガが多い
 
→屋外を自由に歩きまわることの多いネコ
 は、交通事故に出あう機会もそれだけ多く
 なります。
 ひとことで交通事故のケガといっても、重
 いものから比較的軽いものまでさまざまで すがやはり命にかかわるような事故が圧倒
 的に多いのが現実です。
 車にはねられるとほとんどのネコは死亡す
 るが、たとえ治療によって回復する場合で
 も、完治までに長い時間がかかります。
 ネコが交通事故にあいやすい環境にいる飼
 い主は、ふだんから十分な注意が必要で
 す。
 

・熱中症(日射病)
 
→真夏に部屋に閉じこめると危険
 
→イヌにくらべると、ネコが熱中症にかかる
 確率はそう高くありません。
 しかしネコもやはり、夏にはゼーゼーと舌
 を出す状態におちいることがあります。
 ネコの遠い先祖はアフリカの砂漠で生きて
 いたので、暑さには強いはずです。
 しかし汗をかくところ(汗腺)が舌と指の
 間にしかないため、人間のようにいろいろ
 な環境でうまく体温を調節することができ
 ません。
 そのため、体温が急激に40~41度などとい
 う高温になると、その後すぐに下がらなく
 なり、熱中症になってしまいます。
 とくに真夏に狭くて喚起の悪い部屋に閉じ
 こめられたり、ケージに入れられたりして
 ストレスがかかると、体温がいっそう速く
 上昇します。
 真夏には、まれにエアコンをかけている部
 屋でもネコが熱中症になることがありま
 す。
 また車で移動する必要があるときは、車内
 の温度調節にくれぐれも注意が必要です。

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