熊本県:菊池市・菊池郡/合志市/大津町/菊陽町/山鹿市/阿蘇市/熊本市東区・北区 電話:0968-38-5100 現在、夜間の診療を行っておりません。 現在、日曜日・祝祭日の診療を行っておりません。 (※現在、夜間・深夜診療を行っておりません) |
■ 食べ物や植物による中毒 ・タマネギ中毒 →スキヤキ、天ぷらに注意 →イヌはタマネギやナガネギを食べると 中毒をおこすことがあります。 飼い主がこれらの野菜の入ったスキヤキの 汁、味噌汁、天ぷらなどを与えるとイヌは 溶血性貧血をおこして、さまざまな症状を 示します。 ・アセビ中毒 →散歩コースのアセビに注意 →前述したアセビの若芽や樹皮をイヌが食べ ると中毒になります。 どのくらいの量で中毒をおこすかはよくわ かっていません。 ■ 薬品などによる中毒 ・殺虫剤による中毒 →薬浴剤やノミとり首輪に注意 →私たちの比較的身近にあるカやハエ、 アリ、ナメクジなどを殺す殺虫剤が イヌの中毒をひきおこすことがあります。 また、植物につくカビや細菌を殺す殺虫剤 (抗生物質)が原因で中毒になることもあ ります。 ・殺鼠剤による中毒 →死んだネズミを食べて中毒になる →ネズミとり用の殺鼠剤による中毒はネコに 多くみられますが、ときにはイヌもこの中 毒にかかります。 それはおもに、殺鼠剤を食べたネズミをネ コやイヌが食べることによって二次的にお こるものです。 殺鼠剤にはいろいろな薬剤が使われていま すが、よく使用されているものには、ワル ファリンタリウム、メテアルデヒド(ナメ クジ駆除剤としても用いられる)などがあ ります。 ・除草剤による中毒 →危険なヒ素系、フェノール系除草剤 →これは農薬中毒の一種です。除草剤として 用いられる薬品には、ピピリジニウム系、 トリアジン系、尿素系、有機ヒ素系、フェ ノール系などがあり、種類によってはイヌ やネコなどの動物に対して強い毒性を示し ます。 そのため、これらによるイヌやネコの中毒 事故がときどき報告されています。 除草剤が散布されたところを歩いた動物 が、自分の足の裏や体表についたものをな めることによって中毒をおこします。 ・重金属による中毒 →鉛や古いペンキに用心する →重金属がイヌの体内にとりこまれた場合、 しばしば重大な事態をまねきます。 問題になりやすい重金属には、鉛、鉄、水 銀、アンチモン剤、ヒ素、フッ化物、リン の化合物タリウムなどがあります。 これらのうち、殺鼠剤や殺虫剤、除草剤な どにふくまれているヒ素、フッ化物、リン の化合物などはしだいに製造あるいは使用 が少なくなっていますが、今後も注意が必 要です。 |