内分泌(ホルモン)の病気

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動物病院 熊本 デーリー
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電話:0968-38-5100
現在、夜間の診療を行っておりません。
現在、日曜日・祝祭日の診療を行っておりません。
(※現在、夜間・深夜診療を行っておりません)
 
内分泌(ホルモン)の病気
 
・糖尿病
 
→栄養を吸収できなくなる
 
→すい臓からはインスリンとよばれるホル
 モンが分泌されています。
 このホルモンはイヌの体全体にはたらい
 て、体の細胞が糖を吸収したり、肝臓が
 脂肪やたんぱく質を蓄えるのを助けます。
 何らかの理由でインスリンが足りなくな
 ると、細胞は糖を吸収しにくくなり、体
 にさまざまな不調があらわれます。
 この病気になると、必ず尿から糖が見つ
 かることから、これを糖尿病とよびます。
 糖尿病を治療せずに放っておくと、命に関
 わる病気(糖尿病性ケトアシドーシス)に
 進行することがあります。
 
 
・糖尿病性ケトアシドーシス
 
→糖尿病が悪化し、嘔吐や下痢をする
 
→長い間、糖尿病を放置しておくと血液中
 のケトン体とよばれる物質がいちじるし
 くふえることがあります。
 この物質は体に有害なので、下痢や嘔吐
 などの症状があらわれるほか、昏睡状態
 におちいることもあります。


・低血糖症
 
→体がぐったりし、痙攣する
 
→血液中の糖分の濃度がいちじるしく低く
 なり、体がぐったりします。
 子イヌによくみられますが、成犬でもす
 い臓ガンが原因で、この病気になること
 があります。
 また、糖尿病の治療のために、インスリ
 ンを過剰に投与したときにもおこります。
 

・クッシング症候群
 
→毛が乾燥して脱毛する
 
→糖の代謝を助ける副腎皮質ホルモンが
 に多く分泌されることによっておこる病気
 です。
 7歳以上のプードル、ポメラニアン、ダッ
 クスフントなどが水を大量に飲み、異常に
 たくさん食べるようになったら、この病気
 ではないかと疑いましょう。
 
 
・アジソン病(副腎皮質機能低下症)
 
→元気がなくなり、体重が減る
 
→クッシング症候群とは逆に、副腎皮質ホル
 モンが不足する病気(副腎皮質機能低下
 症)です。
 プードルやコリーはこの病気にかかりやす
 いようです。
 

・尿崩症(多飲多渇・多尿症候群)
 
→水をひたすら飲みつずける
 
→尿の過剰な排出をふせぐホルモン(抗利尿
 ホルモン)が正常に分泌されなくなる病気
 です。
 この病気になると、1日中水を飲み続け、
 大量の尿を排出するようになります。
 

・カルシウム代謝の異常
 
→体の筋肉が引きつる
 
→甲状腺の表面と内部にある上皮小体(副甲状
 腺)のはたらきが活発になり逆ににぶくなっ
 たりすると、軽い有無の代謝に異常があら
 われます。
 その結果、骨や腎臓にいろいろな病気の症
 状があらわれます。

 
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